第六回実習会
概要
探査データ解析初心者を対象として,第一線の研究者による手ほどきを行う. 最新の月惑星探査データ解析の実際に触れつつ,必要な基礎知識・概念を学ぶ. 今回は会津大学先端情報科学研究センター(CAIST),惑星科学会小天体探査研 究会とタイアップし,主に小惑星探査機「はやぶさ」の観測データと,それに基 づく小惑星イトカワの形状モデルを使って,小惑星の形状・地形に関する解析を 試みる.
開催スケジュール
2012年8月29日(水)13:30 から 2012年8月31日(金)17:00(終了時刻は目安です)
開催場所
会津大学
- アクセス情報: <URL:http://www.u-aizu.ac.jp/access.html>
- 福島空港から会津大学までは乗合タクシーが便利。1時間半で3000円/人(要予約):<URL:http://www.fks-ab.co.jp/access/taxi.html>
- 上記のアクセス情報通りバスを乗り継いでも、最後に駅から大学までタクシーを使うと交通費はほぼ同じ。
- 最寄り駅はJR会津若松駅
- JR会津若松駅からは、タクシーでも路線バスでも数分で大学に着きます。実習会場最寄バス停は、舟ヶ森(会津大学東口)、もしくは会津大学前(来学は大学構内、駅往きは正門出て渡って右側奥、それぞれバス停が異なることに注意)。ただ、13時半開講に都合の良いバスがないので、途中参加・中座する人向け?
- 福島空港から会津大学までは乗合タクシーが便利。1時間半で3000円/人(要予約):<URL:http://www.fks-ab.co.jp/access/taxi.html>
実習会場
- 研究棟3F中講義室M11
- キャンパスマップ: <URL:http://www.u-aizu.ac.jp/intro/facilities/campusmap.html>
- 研究棟は上記サイト図中(3)の建屋です.
- 無線LAN環境と電源の提供を行います.
事前準備
コンピュータ環境事前準備
- 基本環境整備(必須)
- 計算機
- SPICE toolkitとDSK subsystem
- ds9
- gnuplot
- plate_renderer(必須)
- bundlerと関連ツール(選択)
- 小惑星三次元地理情報システム(3D-GIS)Web applet版(選択,不具合報告あり)
- Eclipseと3D-GIS スタンドアロン版(選択,不具合報告あり)
- Small Body Mapping Tool (SBMT)(必須)
配布ファイル
- SPICEカーネルファイルセット(180MB): <URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/SPICE_kernels_Tansaku_6th.tgz>
- SPICEチュートリアルソースコード(4kB):<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/SPICE_tutorial_src_Tansaku_6th.tgz>
- plate_rendererソースコード(v1, 2012/08/25版, 12kB):<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/plate_renderer_6thTansaku_v1.tgz>
- 3D-GIS Eclipse用プロジェクトファイル(5.9MB):<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/Eclipse_Proj_Ito_3DGIS.tgz>
- はやぶさAMICA画像セット(全周マッピング)(54MB):<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/AMICA_Itokawa_Mapping.tgz>
8/28(火)以降追加
- 追加ファイル(4kB):<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/Appendix_files.tgz>
- bundler形状認識サンプルファイル(36MB):<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/Itokawa_bundler_sample.tgz>
- 形状モデルサンプル(84MB):<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/Sample_shape_models.tgz>
- プレゼンファイル:<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/6th_Presentations.zip>
- rendezvous_HP_v2.c
- 追加説明資料:<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/Tansaku_6th_Appendix.pptx>
配布ファイルは<URL:https://www.cps-jp.org/~tansaku/pub/tansaku_6th/>でも一覧形式でダウンロード可能
Unixの基礎知識を得る
本講習会では基本的にはCUI(文字端末)環境での作業が基本となる.CUI環境での作業について入門的な資料は多々あるが,例えば
などは参考になる.
当日の流れと実習資料
- 8/29 PM 講義・演習
- はやぶさについて
- AMICA画像の見方
- SPICE toolkit
- 8/30 AM 講義・演習
- 小惑星三次元地理情報システム(3D-GIS)Web applet版
- Small Body Mapping Tool (SBMT)
- SPICE toolkit DSK subsystemとplate_rendererによる小惑星模擬画像作製
- 8/30 PM 1 講義・演習
- 3D-GISスタンドアロン版
- bundlerによる小惑星形状認識
- 8/30 PM 2 自由実習
- 形状モデルデータを用いた解析と3D-GIS,plate_rendererを用いた可視化
- はやぶさ画像と模擬画像によるbundlerによる小惑星形状認識
- 8/31 AM 自由実習続き
- 8/31 PM
- 発表会(宇宙ハッカソンと合同開催)
宇宙ハッカソン
ハッキングマラソン,略してハッカソンは,参加者が会議室など一カ所に集まり,短期間で集中してソフトウェア開発を行なって成果を競いあうイベントです(参考:ハッカソンとは).
本実習会に合わせて,8/28-31に会津大学内で『宇宙科学の実データ』を素材にした宇宙ハッカソンを開催します.場所は隣の教室M12です.
実習会最終日午後の発表会はこの宇宙ハッカソンと合同で開催する予定です.会場自体も講習会会場のとなりの中講義室M12(実習会休憩室と兼用)なので,休み時間などにお気軽に覗いてみてください.
宇宙ハッカソン開催案内: <URL:http://www.u-aizu.ac.jp/research/caist/arc-space/space-hackathon.html>
講師
- 平田成(会津大学)
主催
- 月惑星探査育英会 実行委員会
共催
- 小天体探査研究会
- 会津大学先端情報科学研究センター宇宙情報科学クラスター(CAIST/ARC-Space)
後援
- 惑星科学研究センター(CPS) / 神戸大-北大 G-COE プログラム
- 日本惑星科学会
- 宇宙航空研究開発機構
世話人
本田親寿(会津大学),平田成(会津大学),出村裕英(会津大),諸田智克(名古屋大),木村淳(CPS/北大),小林直樹(ISAS)
Keyword(s):
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