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概要
惑星探査育英会は,学部,大学院生,ポスドクを主な対象とした惑星探査データ解析の短期集中実習を下記の要領で開催します.
今回のテーマは,月の可視・近赤外分光反射データの解析です.月探査機「かぐや」により月全球の分光データが取得され,今なお新しい成果が発表されています.惑星探査データ解析実習会では,今回「かぐや」のスペクトルプロファイラデータを用いた地質解析について取り扱います.
開催スケジュール
2021年3月24日(水)午後~2021年3月26日(金)
開催方法・接続先
今回は全てonline (zoom)での開催となります.接続先は参加者に別途お知らせします.
講師・演習内容
山本聡(産総研 地質調査総合センター) リモートセンシングによるハイパースペクトルデータを対象とした探査データ解析の基礎を学びます。今回は月探査衛星「かぐや」によって取得されたハイパースペクトルデータを使って、公開データの取得方法、データの読み出し方、基礎的な処理方法について学びます。また実際の研究論文で必要となる応用解析についても学ぶ予定です。
事前準備
以下は必須事項です。事前の準備をお願いします。
- 各自,解析に用いるPCおよびネットワーク接続環境を準備すること
- 準備したPCを使ってzoom会議への参加が可能であることを確認しておくこと
- 準備したPCでC言語が走る環境を構築しておくこと。またプログラムの編集ができるソフト、テキストエディタを用意しておくこと
- (windowsユーザーの場合)準備したPCでUnixコマンドが使える環境を構築しておくこと
- 実習データを保存可能な十分なサイズのディスクスペースを確保すること(具体的な容量の目安は後日提示予定)数10Gもあれば十分
- グラフ作成ができるソフトをインストールしておくこと
- Google Earth Proをインストールしておくこと
実習の流れ
- 3/24 (1日目) 参加者自己紹介・ハイパースペクトルリモートセンシングの基礎
- 9:30開始,17:30終了(目標)
- 3/25 (2日目) 課題演習基礎編
- 9:30開始,17:30終了(目標)
- 3/26 (3日目) 課題演習応用編・成果発表会
- 9:30開始,昼過ぎ終了(予定)
主催
月惑星探査育英会 実行委員会
後援
日本惑星科学会, 惑星科学研究センター(CPS)
世話人
平田成,出村裕英,大竹真紀子(会津大)
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