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概要

惑星探査育英会は,学部,大学院生,ポスドクを主な対象とした惑星探査データ解析の短期集中実習を下記の要領で開催します.

今回のテーマは,小惑星探査データの解析です.一般に小惑星は非常に不規則な形状を持っており,その表面に見られる地形要素のマッピングなどを行おうとする場合,特別な取り扱いを必要とします.最近になってこの問題を克服し,小惑星探査データの解析を簡単に行えるようにしたツールがいくつか開発されています.今回は,APL/JHUの開発した Small Body Mapping Tool (SBMT) と会津大学で開発中の AiGIS の二種類のツールを取り上げ,これらを用いた小惑星探査データの解析方法についての実習を行います.

講師として,小惑星表面のboulderのサイズ頻度分布について研究しておられる近畿大学の道上達広さん,SBMTの開発を行っているAPL/JHUのOlivier Barnouinさんをお招きする予定です.

小惑星の科学,データから探る惑星科学,データ解析手法,惑星探査に興味のある方,奮ってご参加ください.

具体的な内容

  • 小惑星boulder計測の科学的意義
  • 小惑星boulder計測の実例と計測結果の解析方法
  • PDSアーカイブ版はやぶさAMICAデータ利用方法
  • Small body mapping toolを使った小惑星データ解析
  • AiGIS, WebAiGIS, plate_rendererを使った小惑星データ解析
  • 実習

開催スケジュール

 2015年9月27日(日)13:40~2015年9月29日(火)14:00(予定)

開催場所

会津大学

アクセス情報: <URL:http://www.u-aizu.ac.jp/access.html>

実習会場最寄バス停は、舟ヶ森(会津大学東口)、もしくは会津大学前(行きと帰りでバス停の場所が異なります:往路のバス停は大学構内,駅行きの復路のバス停は正門を出て道路を渡った右側).バスの本数は少ないので注意してください.

実習会場

  • 研究棟3F中講義室M11
  • 無線LAN環境と電源の提供を行います.
    • 会津大学は<URL:http://www.eduroam.jp|eduroam>に参加しています.自身の所属組織がeduroamに参加している場合,あらかじめ所属組織からeduroamアカウント発行をしてきてもらうことで,簡単に学内の無線LAN環境を利用できます.ぜひお試しください.
    • 非eduroamユーザの方でも利用可能な無線LAN環境も準備します.

宿泊情報

事前準備

こちらのページの内容に沿って事前準備をお願いします.

当日の流れと実習資料

講師

  • 道上達広(近畿大学)
  • Olivier Barnouin (APL/JHU)
  • 平田成(会津大学)

主催

月惑星探査育英会 実行委員会

後援

日本惑星科学会

神戸大学惑星科学研究センター(CPS)

会津大学

世話人

平田成,出村裕英,小川佳子,本田親寿,北里宏平(会津大),小林直樹(JAXA)

Last modified:2015/10/01 16:53:37
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