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概要
惑星探査育英会および会津大学ARC-Spaceは、学部、大学院生、ポスドク、産業界の方々を対象とした短期集中実習を下記の要領で開催します。 今回のテーマは、PDS Analyst’s Notebookと会津大学・月火星箱庭構想によるローバ走行トライアル体験の二本立てです。 前半はNASA/PDS Geosciences Node Associate DirectorのThomas Stein講師を会津大学にお招きしてPDS Analyst’s Notebookについて解析者側と開発者側のいずれかもしくは両方について学び、第十四回に実施した月面ローバー探査のためのSLAM体験を雛形にして福島県南相馬市のロボットテストフィールド福島においてローバ走行トライアルを体験します。オンライン/対面どちらでも受講可能ですが、ぜひ後半は南相馬まで足をお運びください。
PDS Analyst's NotebookはNASA月火星着陸ミッションデータアーカイブにアクセスするためのツールです。科学データと工学情報および各種資料を組み合わせた「ノート」で、アーカイブそのものではありません。火星ミッションでは、Perseverance、Curiosity、InSight、Opportunity、Spirit、および Phoenix Mars について個別のノートブックが存在します。 月ミッションでは、Apollo すべてがまとまったものとLCROSS があります。
開催スケジュール
2024年2月27日〜3月1日
2/27-28のパートと2/29-3/1のパートの2パート構成で実施します。2/29-3/1のパートは両日とも同じ内容で実施予定です.片方のみ,または両日の参加も可能です.
開催場所
2/27-28
会津大学&zoom多地点会議(ハイブリッド)
最寄駅JR磐越西線会津若松駅〜会津大学前までの路線バス時刻表(180円)
2/29-3/1
ロボットテストフィールド福島(RTF)南相馬&zoom多地点会議(ハイブリッド)
最寄駅JR常磐線原ノ町駅〜RTF前までの路線バス時刻表(200円)
詳細スケジュール
2/27-28のパート
- 2月27日(火)13:30〜17:00 会津大学&オンラインのハイブリッド
- PDS Analyst’s Notebook for Analysis Users(解析ユーザ向け手解き)
- 2月28日(水)9:00〜12:30 会津大学&オンラインのハイブリッド
- PDS Analyst’s Notebook for Developers(開発ユーザ向け意見交換)
2/29-3/1のパート
- 2月29日(木)11-12時 南相馬ロボットテストフィールド集合
- 12:00-12:20 会津大学による月火星箱庭構想の紹介@会議室
- 12:20-12:40 トライアルデイの目的・注意事項説明@会議室
- 12:40-13:00 走行路への移動,セッティング
- 13:00-13:40 走行路での会津大によるデモンストレーション
- 13:40-16:00 (予定) 自由走行
- 16:00-16:30 まとめ・討論など
- 17:00(目標終了時刻)
- 3月1日(金)
- 9:00-12:00各自集合@ロボットテストフィールド(2日間参加の方は,午前中に自由走行など実施やRTF見学が可能)
- 12:00以降は前日と同じ
- 17:00(目標終了時刻)
講師・主な内容
2/27-28のパート
- Lecturer of PDS Analyst’s Notebook
- NASA/PDS Geosciences Node Associate Director, Thomas Stein
- Manager Systems Engineering, Dept. of Earth, Environmental, and Planetary Sciences, Washington Univ. in St. Louis
- <URL:https://eeps.wustl.edu/people/thomas-stein>
- NASA/PDS Geosciences Node Associate Director, Thomas Stein
2/29-3/1のパート
- 会津大学・月火星箱庭構想によるローバ走行トライアル体験
- 世話人:大竹真紀子、小川佳子、本田親寿、山田竜平、出村裕英、鈴木崇ほか
事前準備
対面参加者はノートPCの持参が必須です.特別な準備は要らないことになりました。 ただし、解析者向け演習では、自身の興味あるミッションを題材に深掘りしていただきますので、Stein講師の下記のうち27日資料(閲覧のみのDropboxリンク)に目を通しておくことを勧めます。
<URL:https://www.dropbox.com/scl/fo/9duygxaatb56dvc7pbp27/h?rlkey=59acx2ayr2s8w2p9sttg3jinn&dl=0>
主催
- 月惑星探査育英会
- 共同利用・共同研究拠点会津大学宇宙情報科学研究センター
後援
- 日本惑星科学会
- 神戸大学大学院惑星科学研究センター
世話人
出村裕英、大竹真紀子、山田竜平、本田親寿、小川佳子、平田成ほか
参加対象者
ローバーを用いた月火星等の現地探査,理学工学双方の観点でデータを扱う手法,に興味のある学部生,大学院生,PD、産業界の方々を主な対象とします.
旅費補助
日本惑星科学会と宇宙情報科学研究センターから援助を受けて実施します。
申込
下記フォームから申し込みをお願いします.なお、2/29-3/1のパート(ローバ走行トライアル体験)への参加希望者は、下記フォームの末尾にあるリンクからもう一つのフォームにて申し込みをお願いします。
〆切
2/26(月)17時、ただし、ローバーを持参して実験したい方は、申請書の都合で2月15日(木)17時までとなります。
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