第四回実習会事前準備1

使用ソフトウェアのインストール

本実習では以下に挙げるソフトウェアが必要です.あらかじめ各自のPCにインストールを済ませておいてください.

以下に挙げるのは有償ソフトの代替となり得るソフトウェアです.今回の実習では使用しませんが、参考にあげておきます.

また、課題実習では両対数プロットでのグラフ作成を行います.普段お使いのもので構いませんのでグラフソフトの用意もお願いします.

ENVI

ENVIはリモートセンシング分野で広く利用されている画像解析ソフトです.IDL (Interactive Data Language)とよばれる科学技術計算でよく使われるデータ分析用プログラミング言語で開発されています.

最新版はversion 4.8です.

このソフトは有償ですが,開発販売元であるITT Visual Information Solutionsのご好意により,約一ヶ月有効の試用ライセンスを提供していただいています.

インストール

以下のいずれかの方法でインストーラを入手し,インストールしてください.

インストールDVDのイメージファイルをダウンロード

  • インストールDVDのイメージファイル(Windows/MacOSX/linux共通)
    • ENVI48.iso (約3GBあります)(配布期限:2011/03/14)

Windowsの場合,.isoファイルのマウントにはユーティリティソフトが必要です.例えば

など.MacOSX,linuxの場合は特別なソフトは必要ありません.OSの機能を用いてマウントできます.

開発元からインストーラをダウンロード

アカウント登録が必要です.

各プラットフォーム向けにインストーラがありますので,自分の環境にあったものをダウンロードしてください.

インストールDVD郵送による入手

世話人までご連絡いただければ,インストールDVDを郵送いたします.

ドキュメント

ライセンス設定

ライセンスファイル(license.dat)はこちらからダウンロードしてください(配布期限3/2まで).

Perl環境

解析データを取り扱う際の補助ツールで,perl環境が必要です.MacOSXではデフォルトでperlが使用可能です.linuxでも多くの場合インストール済みだと思いますが,もし入っていない場合は入れておいてください.

Windows環境でのperl

Windowsの場合いくつか選択肢があります.

ActivePerl

ActivePerlはWindows環境で動作するPerlインタプリタです(linux版,MacOSX版もある).

などを参考にインストールしてください.

Cygwin

CygwinはWindows上でUNIX/linuxライクな環境を提供するソフトウェアです.

などを参考にCygwin本体とperlをインストールしてください.

SAOImage DS9

Harvard 大の付属天文台である Smithsonian Astronomical Observatory (SAO) で開発されたFITSブラウザです.主に天文画像の解析に用いられているものですが,本実習会ではクレータカウンティングや距離計測に用います. 以下からVersion 6.1をダウンロードしてください.

craterstats2

課題1-3を選択した方のみ

craterstatsはMars Express/HRSCチームが開発したクレータサイズ頻度分布解析ソフトウェアで,無償で使用できます.IDL Virtual Machine がインストールされている必要があります(ENVIがインストールされていれば必要ありません). 以下からダウンロードしてください.

*諸田Mac(Mac OS X v.10.5.8)では起動してもすぐに落ちる.Macの方には別の解析ツールを配布予定.

IDL Virtual Machine

参考情報

IDL Virtual MachineはENVI/IDLのライセンス環境以外でIDLで開発されたプログラムを動作させるための環境を提供します.以下からダウンロードできます.

ImageJ

ImageJは米国国立衛生研究所 (NIH) で開発された画像処理ソフトウェアで,無償で使用できます.

からダウンロードできます.

MultiSpec

MultiSpecは米国Purdue大学で開発された衛星画像データ解析ソフトウェアで,無償で使用できます.

からダウンロードできます.また,

に日本語での解説があります.

Last modified:2011/02/19 12:12:48
Keyword(s):
References:[第四回実習会] [第四回実習会事前準備1]