アブストラクト |
双極状惑星状星雲は中小質量星の中でも初期質量が重い天体が進化したものだと考えられており天の川銀河のダスト生成源を探る上で重要な天体である。生成ダストの質量の多くは低温ダストが担っているとされるが100K前後のダストは現在まで十分な観測が出来なかった。△△そこで我々は中間赤外線観測装置MAX38を用いて双極状惑星状星雲の低温ダストの観測を3天体行った。結果どの天体も想定以上の大量の低温ダストが中心星周囲に集中している事が明らかになった。本講演では中でも惑星状星雲Mz3の低温ダストの詳細について触れる。 |