ポスト「京」萌芽的課題・計算惑星 第3回 公開シンポジウムのご案内

概要

地球がどのように生まれ、どのようにして生命を育む惑星に進化したか、さらには現在及び将来の地球・太陽・太陽系の進化が人類社会にどのような影響を及ぼしうるかを解明することは、惑星科学・地球科学・宇宙化学/宇宙生物学分野における大きな課題の1つです。これらは実験では探求不可能であり、スーパーコンピュータを用いた大規模計算によるシミュレーションが必須となります。現在、スーパーコンピュータ「京」の後継機となるポスト「京」の開発が本格化しています。
惑星科学はポスト「京」で取り組む「萌芽的課題」の一つに選定されており、平成28年度から文部科学省の委託研究:太陽系外惑星(第二の地球)の誕生と太陽系内惑星環境変動の解明(生命を育む惑星の起源・進化と惑星環境変動の解明)・課題代表:牧野淳一郎(神戸大学)を推進しています。本研究課題は、惑星の起源の解明、惑星内部・表層のダイナミクスと進化、太陽活動による地球環境変動の解明、原始太陽系における物質進化と生命起源の探究を4本柱として研究の主軸としています。昨年度までは調査研究・準備研究フェーズとして、研究開発内容、目標・期待される成果、実施体制等の策定を進めてきました。今年度からは本格実施フェーズとして、「京」および既存の計算資源を用いた大規模計算、ポスト「京」の利活用による成果創出に向けた知見の獲得や計算方法の確立を進めています。つきましては、これまでの成果をまとめ、今後の達成すべきサイエンスの内容および技術的課題を共有・議論することを目的としたシンポジウムを下記の要領で開催します。奮ってご参集頂ければ幸いです。


名  称: ポスト「京」萌芽的課題・計算惑星 第3回 公開シンポジウム

日  時: 2019 年 3 月 13日 (水) 10時 ~ 18時00分
      
場  所: 東京工業大学 大岡山キャンパス 石川台7号館 Mishima Hall(三島ホール・旧称ELSIホール)
        (〒 152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1-IE-1) [アクセス]

講演予定者 (敬称略):
    武藤 恭之 (工学院大学;招待講演)、兵頭 龍樹 (東京工業大学;招待講演)
    井田 茂 (東京工業大学)、富田 賢吾 (大阪大学)、小南 淳子 (東京工業大学)
    小河 正基 (東京大学)、樫村 博基 (神戸大学)、竹広 真一 (京都大学)
    栢沼 愛 (筑波大学)、石原 卓 (岡山大学)
    船渡 陽子 (東京大学;一般講演)
      

プログラム

(2019年3月1日更新)
講演プログラムはこちらをご覧ください。

参加申し込み

参加ご希望の方はcomps-postk-rgst<アットマーク>cps-jp.org 宛 へ 以下の内容をメールでお送りください。

 1)お名前
 2)ご所属
 3)職名/学生の方は学年
 4)e-mailアドレス
 5)講演希望の場合:  講演タイトル、数行の要旨、発表形態(口頭またはポスター)

   申込締切:2 月 28 日 (木曜日) 正午

お問合せ先

世話人: 牧野 淳一郎 (神戸大学)、臼井 文彦、中西 順子 (神戸大学・事務局)
問い合わせ先 (本研究課題事務局) E-mail: comps-postk-admin<アットマーク>cps-jp.org