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太陽系小天体の熱放射観測
講演者
関口 朋彦 (北海道教育大学)
日時
2012/12/05 - 2012/12/05
セミナー名
CPS セミナー
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会場
CPS セミナー室
資料
講演資料
(19.3MB)
アブストラクト
太陽系外縁天体や小惑星、彗星核からの熱放射観測(地上観測及び赤外線衛星あかりによる観測)による小天体研究について報告する。
準惑星エリスは冥王星よりも大きいとされる。しかし、その大きさの測定精度は有効数字二桁程度である。ここではHSTによる直接撮像の空間分解能の限界や、今回の焦点である「熱放射観測」によるサイズ測定の方法を紹介し、自身の研究であった「チリの3.6m望遠鏡による小惑星Itokawaの中間赤外線の熱放射観測」の結果と、はやぶさ探査機の直接撮像結果との比べ、小惑星の熱モデルの妥当性を議論する。これに続いて、赤外線衛星あかりによる太陽系外縁天体の観測結果について報告し、最後に「オールト雲から落っこちてきた長周期彗星のような軌道を持つ小惑星」の研究の発展性について紹介する。
キーワード
小惑星, 彗星, 小天体, 熱放射観測, あかり, エリス, サイズ測定, オールト雲
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