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台風と局地豪雨の雲解像モデルを用いた数値シミュレーション
講演者
坪木 和久 (名大・地球水循環研究センター)
日時
2005/01/12 - 2005/01/12
セミナー名
森羅万象セミナー
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会場
北海道大学
アブストラクト
2003年・2004年に国内において多くの豪雨災害が発生しました。それらは梅雨前線か台風に伴うものがほとんどで、このような豪雨のメカニズムの解明と予測精度の向上は、防災上不可欠です。一方でこのような局地的な豪雨は、水循環の立場からすると、広域に広がる水蒸気が雲・降水プロセスによって、狭い領域に集中するという、地球大気の水循環のもっとも顕著な例となっています。このような豪雨は積乱雲やその組織化したシステムによってもたらされます。このためその数値シミュレーションには、雲を解像する数値モデルが必要です。
我々はこれまで雲解像数値気象モデル CReSS (Cloud Resolving StormSimulator)の開発を行なってきました。このモデルは非静力・圧縮系のモデルで、理想条件を与えての数値実験だけでなく、3次元的な初期値と時間変化する境界値を与えて、実際の気象のシミュレーションを行なうことができます。今回はこのモデルを用いて、梅雨や台風に伴う局地豪雨のシミュレーションについての紹介をします。まず、数値モデルCReSSの簡単な紹介をし、具体的な例として、局地豪雨については、2003年7月の熊本県水俣市の豪雨、2004年7月の「平成16年7月新潟・福島豪雨」を、台風については強風災害をもたらしたT0418号と、兵庫・京都北部の豪雨災害をもたらしたT0423号について主にお話したいと思います。このモデルは大規模並列計算機用に開発したもので、地球シミュレータを用いた計算の結果も含めたいと考えています。
キーワード
災害, 防災, 豪雨, 水循環, 雲解像モデル, CReSS, T0418号, 地球シミュレータ
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