セミナー: | CPS セミナー |
日時: | 2023 年 1月 17日(火) 16:00- |
場所: | 神戸大学惑星科学研究センターセミナー室 及び オンライン (ハイブリッド開催) |
講演者: | 玄田 英典(東京工業大学 地球生命研究所 教授) |
タイトル: | "火星衛星サンプルリターン計画について" |
要旨: | 火星には2つの衛星、フォボスとディモスが回っている。火星衛星の起源として「捕獲説」と「衝突説」が主要な仮説として議論されているが、決着はついていない。JAXAは、はやぶさ、はやぶさ2に続く、サンプルリターン計画の第3弾となる火星衛星探査計画(MMX)を進めている。この計画ではフォボスから砂つぶを2029年に地球に持って帰ってくることを予定しており、火星衛星の起源が物質科学的に明らかになる。しかしなぜ火星衛星の起源がそんなに重要なのか?ちっぽけなフォボスからサンプルを持って帰ってくることで、太陽系の形成と進化についてどんな壮大なストーリーを描けるのだろうか?本セミナーでは、MMX計画の紹介、そしてなぜ火星衛星が選ばれたのかについて、裏話も含めて話をさせていただければと思っている。 |
キーワード: | サンプルリターン、火星衛星の起源、太陽系形成と進化 |
世話人: | 斎藤 貴之 |
本セミナーの録音、録画やスクリーンショットの撮影はご遠慮ください。
参加方法: