| セミナー: | CPS セミナー |
| 日時: | 2019 年 7 月 17 日 (水) 16:30- |
| 場所: | 神戸大学惑星科学研究センター セミナー室 |
| 講演者: | 銭谷 誠司 (神戸大学 都市安全研究センター 准教授) |
| タイトル: | 宇宙空間における磁気リコネクション |
| 要旨: | 宇宙空間のプラズマ中では、磁力線がつなぎ変わる「磁気リコクション」現象が起きており、太陽フレアや極域オーロラなどの要因となっている。そして、磁気リコネクションの物理機構を理解するために、人工衛星によるプラズマ「その場」観測研究やプラズマ粒子(PIC)シミュレーションを使った理論・シミュレーション研究が進められてきた。そして最近、NASA Magnetospheric Multiscale (MMS) 衛星の地球磁気圏の高時間分解能観測によって、磁気リコネクション内の最小スケールの電子運動論物理の形跡が見えてきたところである。本講演では、MMSの主要観測成果を概観するとともに、それとあわせた我々のPICシミュレーション研究の結果を紹介する。 |
| キーワード: | 磁気リコネクション、宇宙プラズマ、プラズマ粒子シミュレーション、MMSミッション |
| 世話人: | 斎藤 貴之 |