第8回衛星系研究会

第8回衛星系研究会

日時・場所

日時:2021年3月1日(月) - 2日(火)
場所:オンライン

趣旨

この研究会では、衛星と惑星がなす系に注目し、多様な話題についてレビューと最新の研究報告などを紹介しあい、 衛星系の形成、衛星周囲の宇宙環境、惑星との相互作用について幅広い視点からじっくりと議論する場を設け、 現状理解の整理、問題点の洗い出し、解決方法の探索などを行います。

プログラム

括弧内は質疑を含めた発表時間です。(60), (30)の方はそれぞれおよそ60分, 30分を目安にご自身のトークをご準備ください。

【3月1日(月)】

09:20-09:30
木村 淳「開会宣言・主旨説明」

09:30-10:30
佐川 英夫「氷衛星希薄大気の観測の現状と将来探査への展望」【招待講演】 (60)

10:30-11:00
休憩 (30)

11:00-12:00
古河 亮一「木星衛星イオの火山噴火による大気と散逸ガスの変動」【招待講演】 (60)

12:00-12:30
木村 淳「IoとEuropa大気の1.6m地上望遠鏡可視観測」 (30)

12:30-14:00
昼休み

14:00-14:30
鎌田 俊一「内部海をもつ氷天体の内部発熱」(30)

14:30-15:00
今井田 奈波「海王星衛星Tritonの窒素噴出現象における内部熱構造の寄与」(30)

15:00-15:30
休憩 (30)

15:30-16:00
松岡 夏季「木星衛星Callistoの内部進化:不完全な分化と地下海の維持」

16:00-16:30
西谷 隆介「氷衛星熱進化におけるメタンハイドレートの役割」

16:30終了

【3月2日(火)】

10:00-10:30
藤井 悠里「周惑星円盤の散逸と衛星系の軌道進化」 (30)

10:30-11:30
芝池 諭人「円盤風駆動の層状周惑星ガス円盤における微衛星形成」 (30)

11:00-11:30
BOCHAO HU「周惑星円盤の赤外線観測のモデル計算:衛星形成の条件」(30)

11:30-11:35
平井 英人「Experimental and numerical study on evaporite formation around the north pole of Titan」(5)

11:35-13:30
昼休み

13:30-14:30
丹 秀也「エウロパ表面物質の物理化学特性」【招待講演】 (60)

14:30-15:00
依田 優大「モンゴル凍結塩湖における水-氷間の塩の分配と氷天体地下海への応用」 (30)

15:00-15:30
休憩 (30)

15:30-16:00
安田 陸人「氷衛星環境のレーダー探査に向けた電波伝搬シミュレーション」 (30)

16:00-16:30
庄崎 弘基「機械学習によるカオス地形の識別と分類:火星・氷天体への応用」 (30)

16:30終了

参加費

無料

参加申込

問い合わせ先

衛星系研究会世話人
satellite-oc 於 cps-jp 点 org

世話人

木村淳(阪大),谷川享行(一関高専),木村智樹(東北大),奥住聡(東工大),藤井悠里(京大),鎌田俊一(北大),
関根康人(東工大/ELSI),倉本圭(北大),大槻圭史(神戸大),田中秀和(東北大)