北大-大垣東高校間双方向遠隔授業プロジェクト 2014




じめに

本プロジェクトでは, 岐阜県立大垣東高等学校で行われる大学模擬授業において, 北海道大学大学院理学院宇宙理学専攻の研究室からネットワークを介した遠隔授業を 実施します. 2002 年に初めて行われた岡山県立鴨方高等学校との遠隔授業では 多くのメディアに取り上げて頂きました. 2004 年からは岐阜県立大垣東高等学校と毎年遠隔授業を行っています. また, 2007 年には岐阜県立羽島北高等学校とも遠隔授業を実施しました. 今回で 13 度目の試みです.

本プロジェクトの特徴を以下に示します.

  • 技術的側面
    • ネットワーク整備に必要なコストを最小限に抑えるために SINET を使用.
    • SINET で確保される帯域にあわせて市販のテレビ会議システム (SONY PCS-G50) を使用.
  • 教育的側面
    • 大学で行われているいわゆる "学問" の雰囲気を高校生に感じてもらう.
    • 高校生が講師の解説を交えながら最先端の研究に触れる機会を提供.

磁石としての惑星

講師 佐々木 洋平(京都大学)
趣旨 方位磁針のN極が常に同じ方向を指すことからわかるように、地球は大きな『磁石』になっています.
この『磁石』の様相は、地球以外の天体では大きく異なっている様です.
この授業では『磁石』として見た時の太陽系の天体について、現在わかっていることをご紹介します.

系外惑星 -第二の地球の可能性-

講師 寺尾 恭範 (北海道大学 理学部 地球科学科 4年)
成田 一輝 (北海道大学 理学部 地球科学科 4年)
趣旨 20世紀の末より太陽系の外にも惑星が発見されるようになった. とりわけ近年の発見数の増加は著しい.
今回の講義では,系外惑星の探査手法を紹介したあと,
実際に見つかった惑星の特徴や生命が存在できる条件について述べる.

日スケジュール

2014 年 11 月 11 日 (火)

13:30 北大スタッフ集合
14:00 接続開始
14:10 - 14:20 挨拶・Introduction
14:20 - 15:00 講義 1: 寺尾, 成田
15:00 - 15:10 休憩
15:10 - 15:50 講義 2: 佐々木
16:50 - 17:00 アンケート記入

営スタッフ

北大側
氏名 担当 所属
笹森 映里 統括 理学院・宇宙理学専攻 M2
多田 直洋 統括補佐 理学院・宇宙理学専攻 M1
寺尾 恭範 講義, 資料作成 理学部・地球科学科 B4
成田 一輝 講義, 資料作成 理学部・地球科学科 B4
渡辺 健介 技術, 機材管理 理学院・宇宙理学専攻 M2
川原 健史 技術, 機材管理 理学院・宇宙理学専攻 M1
増田 和孝 Web ページ作成 理学院・宇宙理学専攻 M2
村橋 究理基 Web ページ作成 理学院・宇宙理学専攻 M1
高橋 康人 救援・その他 理学院・宇宙理学専攻 D3
荻原 弘尭 救援・その他 理学院・宇宙理学専攻 D2
齊藤 大晶 救援・その他 理学院・宇宙理学専攻 D2
三上 峻 救援・その他 理学院・宇宙理学専攻 D1
宮澤 淳次 救援・その他 理学院・宇宙理学専攻 D1

大垣東高校側
氏名    所属   
柴田 仁志 岐阜県立大垣東高等学校教諭

施までの経過

  • 2014/10/03 係決め
  • 2014/11/07 機材チェック
  • 2014/11/10 会場設営・リハーサル
  • 2014/11/11 本番

ステム構築


業の評価


真集


力機関

  • 岐阜県教育委員会 教育研修課情報教育担当 (各務 友浩氏)

去の遠隔授業


連リンク


更新 : 村橋究理基 2014/11/12