第3回 月火星着陸探査シンポジウム

要 旨

第三回 重力天体(月火星)の着陸探査シンポジウムを開催いたします。今回は、神戸大学CPSにおいて行います。特に、関西圏の方々のご出席をお待ちしております。
昨年度、国際宇宙探査の動向も踏まえながら、月火星着陸探査のシンポジウムを開き、広く意見交換をしてきました。今年度になって、国際宇宙探査は大きく動きだしています。まず、小型月着陸技術実証計画SLIMがプロジェクトとして進められる中、極域の揮発性物質探査(SELENE-R(仮称))を2020年代の前半に行う計画が持ち上がる他、月周回に置かれる宇宙ステーションを利用した月からのサンプルリターン計画、更に溶岩チューブ探査などが続いています。
一方で、日本惑星科学会としては、ペネトレータ計画他、これまでに様々なプロジェクト提案が月火星着陸探査に関連して、提案がなされてきています。加えて、民間が宇宙へとビジネスの場を拡げる中、月火星探査もまた、民間との協力を、これまで以上に考えていく時期にもなっています。
そこで、今回、こうした様々な月火星探査の動向等、まずは様々な情報の共有を行い、その上で、今後どのような方向性をとるべきかの議論を行いたいと思います。TV会議接続もする予定です。皆様には、是非御参加いただければ幸いです。

概 要

日   時: 平成30年3月16日(金) 10:00 - 16:10
場   所: 神戸大学大学院理学研究科惑星科学研究センター[アクセス]
ネットワーク中継:
       ネットワーク会議システムによる中継も行ないます。
       接続ご希望の際は、inquiries@cps-jp.orgまでご連絡ください。
       接続希望サイト多数の折には同一キャンパス内等、近傍でのサイト集約に
        ご協力お願いすることもあります。
主   催: JAXA/宇宙科学研究所、神戸大学/CPS

プログラム

  • 10:00~10:15:開催の辞、事務連絡
  • 10:15~10:35:RFI改訂作業サマリー:臼井寛裕(東工大)発表資料(CPS運営並びに本会議運営のみ閲覧可能)
  • 10:35~10:55:国際(有人)宇宙探査と宇宙科学探査:春山純一(JAXA)発表資料(CPS運営並びに本会議運営のみ閲覧可能)
  • 10:55~11:15:SLIMのミッション:佐伯和人(大阪大)発表資料(CPS運営並びに本会議運営のみ閲覧可能)
  • 11:15~11:35:月極域探査ミッション:大竹真紀子(JAXA)発表資料(CPSのみ閲覧可能)
  • 11:35~11:55:月極域科学探査タスクフォース:並木則行(国立天文台)発表資料
  • 12:00~13:00 昼休憩

  • 13:00~13:20:ヘラクレスミッション:唐牛譲(JAXA)発表資料(CPS運営並びに本会議運営のみ閲覧可能)
  • 13:20~13:40:火星エアロキャプチャミッション:藤田和央(JAXA)発表資料
  • 13:40~14:00:月火星の地下空洞直接探査RG報告:春山純一(JAXA)発表資料(CPS運営並びに本会議運営のみ閲覧可能)
  • 14:00~14:20:火星表層環境RG報告:臼井寛裕(東工大)発表資料(CPS運営並びに本会議運営のみ閲覧可能)
  • 14:20~14:40:JAXAでの惑星保護への取り組み:藤田和央(JAXA)発表資料

  • 15:00~15:10:休憩
  • 15:10~15:30:月探査へのコメント:小河正基(東京大)発表資料(CPS運営並びに本会議運営のみ閲覧可能)
  • 15:30~15:50:火星生命探査へのコメント:吉村義隆(玉川大)発表資料(CPS運営並びに本会議運営のみ閲覧可能)

  • 15:50~16:10:総合討論/閉会の辞:春山

世話人

春山純一(JAXA)
岩田隆浩(JAXA)、臼井寛裕(東工大) 
倉本圭(北海道大)、林祥介(神戸大)