ポスト「京」時代の天体形成シミュレーション研究会
概要
宇宙の階層的構造形成から銀河形成、そして惑星形成から惑星環境変動の解明を目指して、ポスト「京」運用開始に向けて重点課題9および萌芽的課題3では、それぞれの分野においてシミュレーションコードの開発や達成すべきサイエンス目標の議論が精力的に行われている。重点・萌芽の両課題で対象としている時間的・空間的スケールは異なるものの、共通の方法論や計算法は存在し、また、課題間で連携をすることで、より一層の研究の促進も見込まれる。そこで、重点・萌芽で関連する話題を提供して分野横断的に議論を行うことを目的とした研究会を開催する。
本研究会は、文部科学省・ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題における重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」サブ課題C「大規模数値計算と広域宇宙観測データの融合による宇宙進化の解明」(代表:東京大学・吉田直紀)および萌芽的課題3「太陽系外惑星(第二の地球)の誕生と太陽系内惑星環境変動の解明」(代表:神戸大学・牧野淳一郎)の共催とする。
名 称: ポスト「京」時代の天体形成シミュレーション研究会
日 時: 2017 年 6 月 26 日 (月) 13時 ~ 18時
場 所: 名古屋大学 情報基盤センター (名古屋市千種区) 4階演習室
(地下鉄名城線「名古屋大学」駅2番出口より徒歩3分) [アクセス]
プログラム
- 13:00-13:15 重点課題9サブ課題Cの研究目標と活動 吉田 直紀 (東京大学)
- 13:15-13:30 萌芽的課題「計算惑星」の概要 牧野 淳一郎 (神戸大学)
- 13:30-13:55 BH降着円盤の相対論的輻射流体シミュレーション 大須賀 健 (国立天文台)
- 13:55-14:20 Athena++による磁気流体シミュレーション 富田 賢吾 (大阪大学)
- 14:20-14:45 SCALEライブラリーの開発状況~地球から惑星へ~ 富田 浩文 (理研AICS)
- 15:00-15:25 大規模データの解析案:インヤン格子の場合を例として 堀田 英之 (千葉大学)
- 15:25-15:50 6次元ブラソフソルバー: 自己重力系と電磁プラズマ系 吉川 耕司 (筑波大学)
- 15:50-16:15 宇宙磁気流体・プラズマシミュレーション 松元 亮治 (千葉大学)
- 16:15-16:40 粒子系シミュレータ開発フレームワークFDPS 似鳥 啓吾 (理研AICS)
参加申込み
申込方法
事前申し込みの必要はございません。
直接、会場の名古屋大学 情報基盤センター (名古屋市千種区) 4階演習室へお越し下さい。
当日、参加受付をいたします。
会場での無線LAN
会場でのPCの無線LAN接続は
eduroam経由で提供されます。
eduroam参加機関に所属の方は事前にアカウントの取得をお願い致します。ビジター用アカウントが必要な方は事前にご連絡ください。
ネットワーク中継
ネットワーク会議システムによる中継も行ないます。
接続ご希望の方は、inquiries@ cps-jp.org までご連絡ください。
接続希望サイト多数の折には同一キャンパス内等、近傍でのサイト集約に
ご協力お願いすることもあります。
世話人: 牧野 淳一郎 (神戸大学)、吉田 直紀(東京大学)、臼井 文彦、中西 順子 (神戸大学・事務局)
問い合わせ先 (萌芽的課題事務局) E-mail: comps-postk-admin@ cps-jp.org
お願い)記載のE-mailアドレスは@の後ろの半角スペースが余分に入っていますので送信の際は適宜削除しご利用お願いします