「富岳」成果創出加速プログラム・宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築
概要
宇宙の始まりであるビッグバンから、膨張宇宙における重力不安定による構造形成、それに伴って起こる銀河形成、銀河の中での星形成、星形成に伴う惑星形成、形成後の惑星の進化、惑星表層環境の形成、さらには太陽活動とその太陽圏、地球への影響といった、宇宙における階層的な構造の形成と進化についての全体的・統一的な理解を、複数の階層にまたがって「富岳」を駆使した世界最高規模のシミュレーションと最新の観測成果を組み合わせることで構築する。本課題では、対象ごとに4つのサブ課題に分けて、サブ課題A「大規模数値計算と大型観測データのシナジーによる宇宙の進化史の解明」では宇宙の大規模構造から銀河・星団形成、サブ課題B「星形成と惑星形成をつなぐ統一的描像の構築」では星形成から惑星形成、サブ課題C「ブラックホールと超新星爆発における高エネルギー天体現象の解明」では星形成・銀河形成に重要な役割をもつブラックホールとその周りの降着円盤や超新星爆発等の高エネルギー現象、サブ課題D「太陽活動と惑星環境変動の解明」では惑星の内部および表層環境の動態・太陽恒星活動とその惑星環境への影響までを取り扱う。
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宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築
(Toward a unified view of the universe: from large scale structures to planets)
- サブ課題A「大規模数値計算と大型観測データのシナジーによる宇宙の進化史の解明」
(Revealing the formation history of the universe with large-scale simulations and astronomical big data)
- サブ課題B「星形成と惑星形成をつなぐ統一的描像の構築」
(From clouds to stars and planets: toward a unified formation scenario)
- サブ課題C「ブラックホールと超新星爆発における高エネルギー天体現象の解明」
(High-energy astrophysical phenomena in black holes and supernovae)
- サブ課題D「太陽活動と惑星環境変動の解明」
(Elucidation of solar and planetary dynamics and evolution)
実施体制
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シンポジウム・ワークショップなどの諸活動
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
関連リンク
連絡先
問い合わせ先 (本研究課題事務局:神戸大学 惑星科学研究センター内)
E-mail:
comps-fugaku-admin<アットマーク>cps-jp.org