アブストラクト |
Windows Subsystem for Linux(WSL) は 2016 にベータ版がリリースされて以来, Windows 上で Linux のコマンド群を利用する環境として広まりつつある. しかしながら WSL1 および WSL2 がWindows上でどの様に「Subsystem」として機能しているのかについては明確には整理公開されておらず, Linux環境に慣れた人がメイン環境として利用しようとすると,しばしば予想とは異なる動作に悩んでしまう.
本講演では, 発表時点での WSL1 および WSL2 の構成について解説するとともに, 現状でよくあるハマり所について解説を試みる. |