アブストラクト |
現在, 我々はハイパースペクトルカメラを利用して地球対流圏の エアロゾル測定を行なっている. この方法を応用し, 火星大気の ハイパースペクトル (マルチスペクトル) 画像から火星大気中に 浮遊しているエアロゾル・水氷雲・ドライアイス雲の粒径分布や 光学的厚さといった物理的, 光学的特性を導出した場合に期待さ れる結果をシミュレーションに基づき議論する. また, 分光カメ ラの波長バンドはどこが良いか, 液晶チューナブルフィルタで問 題ないか, 高度プロファイル等の補助的データが結果にどの程度 影響するかの調査結果についても発表する予定である. |