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地球温暖化などにみられる長期変動
講演者
北村佳照 (神戸海洋気象台)
日時
2011/12/06 - 2011/12/06
セミナー名
地球および惑星大気科学特論 I
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会場
CPSセミナー室
資料
講演資料
(15.93MB)
アブストラクト
近年、異常気象や地球温暖化といった気候の変化に関心が高まっている。海洋は
大気と比べ熱を蓄える力が大きい上に変化に要する時間が長い。そのような特性
から気候システムの形成や変化に大きな役割を果たす。広大な面積を占め人類の
生活圏でない海洋を観測しその状態を正確に把握することは長く困難であった。
しかし、1980年代以降、観測やモデリングの技術は長足の進歩を遂げ、今日では
エルニーニョ予測や地球温暖化の解明にとって海洋の観測データは欠くことので
きないものになっている。
本授業では、一般に馴染みが薄い海洋の循環像とその力学に触れることにより、
気候における海洋の重要性を理解することを目的とする。
キーワード
気候, 海洋, 役割, 長期変動, ENSO, 十年規模変動, 温暖化, 古気候, エルニーニョ, IPCC AR4
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