アブストラクト |
オームの法則において電子の慣性に起因する項を考慮した Inertial MHD model を考えた.様々ある Inertial MHD model をエネルギー保存則の観点から整理し,エネルギー保存則を満たすためには通常無視されている運動方程式の補正項が重要であることを見出した.この補正項を考慮し,トーラス内の定常静止状態を記述する Grad-Shafranov 方程式を修正することを試みた.この研究はウッズホール海洋研究所で行われた Geophysical Fluid Dynamics Program 2011 において, Professor Philip J. Morrison (The University of Texas at Austin) の指導のもとで行われた.2011年のプログラムのトピックは "Shear Turbulence: Onset and Structure" であった.このプログラムでの講義,講演などの内容も交えて報告する. |