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湿潤域における大気境界層内の鉛直循環の特徴
講演者
篠田 太郎 (名古屋大学・地球水循環研究センター)
日時
2006/03/14 - 2006/03/14
セミナー名
森羅万象セミナー
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会場
北海道大学
アブストラクト
地球上における大気境界層は、太陽からの短波放射の影響によって変化する地表面の影響を、自由大気に伝える役割をもっている。これまで海洋上における大気境界層の研究は層積雲が発達するような大洋の東側(海面水温は高くない領域)を 対象として、雲頂部における放射過程により駆動される循環場の議論が行われてきた。一方、陸上における大気境界層の研究は、主に北米大陸などの比較的乾燥した地域と行われてきていた。乾燥した地域においては、大気境界層内の循環は顕熱(熱)によって駆動され、水蒸気の効果は相対的に小さいものとされてきた。しかしながら、海面水温が高い熱帯・ 亜熱帯の海洋上や陸面が水田となる湿潤アジア域における大気境界層内の鉛直循環を考える場合、放射過程や熱による循環のみで議論を行えるかどうかは疑問がある。本発表では発表者がこれまで行ってきた亜熱帯高気圧下の海洋上、熱帯海洋上、そして中国大陸の平野部(畑地・水田)上における大気境界層内の鉛直循環の構造について観測結果と数値実験の結果を示し、このような領域における大気境界層内の鉛直循環に対する「水蒸気」が存在することの役割について紹介していきたい。
キーワード
大気境界層,短波放射,顕熱,水蒸気,亜熱帯高気圧,熱帯海洋
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