日時: | 2010 年 7 月 14 日(水) 14:00-15:30 |
場所: |
CPSセミナー室 (神戸大学自然科学総合研究棟 4 号館 809 号室) |
講演者: | 室井ちあし (気象庁予報部数値予報課数値予報班長) |
タイトル: | 最近の天気予報に関する技術開発の動向 |
abstract: |
気象庁は国民の生命や財産を守るため、毎日の天気予報を業務
として実施している。その対象は、すぐ目先の顕著現象の予測か
ら、今日・明日の天気予報、週間・季節予報や、もっと先の温暖
化予測まで、多岐にわたっており、大学・研究機関とも連携をし
ながら技術開発に取り組んでいる。 中でも、スーパーコンピューターを用いたシミュレーションに よる「数値予報」は、気象庁の基盤技術のひとつであり、国際的 競争にもさらされながら、観測データから多くの情報を引き出す 技術、シミュレーションプログラムの開発、物理的にインパクト の高いプロセスの解明など、多くの課題に取り組んでいる。 本セミナーでは、主に数値予報に関する最近のトピックスをと りあげながら、天気予報の技術開発の最新動向について紹介する。 |