アブストラクト |
東工大の講義「エンジニアリングデザインプロジェクト(EDP)」では、複数の 工学分野の学生と、美術大の学生、そして社会人エンジニアが混成チームを作 り、企業が提供する課題を解決する革新的なモノづくりを行う。手法としては、 「ユーザーとの共感」「問題定義」「アイデア創造」「プロトタイピング」「テスト」の5ステップを繰り返すという「デザイン思考」を主に用いている。
講演者はEDPを創設する以前から、模擬人工衛星CanSatを開発する過程でシステムズエンジニアリングを学ぶ宇宙工学教育プログラムを構築・実践してきた。
本講演では、東工大EDP講義の設計と実践について、そして宇宙システム開発との関係について、講演者の経験を共有する。 |