第 3 回 CPS 衝突実験実習 テーマB

高速度での堆積岩へのクレーター形成実験

実験装置

二段式軽ガス銃 (水素ガス)

今回の実験では、宇宙科学研究所(JAXA)の二段式軽ガス銃を用いた。

図3.二段式軽ガス銃

実験条件

ターゲット

ターゲットは砂岩で統一した。なお、用いた砂岩はパキスタン砂岩、150×150×150、約7.8kg、ファニチャーストーン株式会社のものである。

図4.ターゲット

表1:ターゲットの仕様
密度(g/cm3) 引っぱり強度(GPa)
砂岩 2.5 0.011

弾丸

本実験で用いた弾丸の種類を以下に記す。
表2:弾丸の種類
弾丸の種類 直径φ(mm) 質量(mg) 密度(g/cm3)
ナイロン 1.035 0.800 1.035
WC 0.996 7.860 15.182
アルミナ 1.014 2.005 3.676
ガラス 1.038 1.610 2.746
ナイロンφ3mm 3.112 19.176 1.215
チタン 1.007 2.665 4.982

高速度カメラ

弾丸によるクレーターであることを確認するため、衝突横方向からのインパクトの瞬間を撮影した。

図5.インパクトの瞬間



測定方法


形成されたクレーターの深さ及び径はマイクロスコープ(KEYENCE)を用いた画像処理による寸法測定を行なった。砂岩にはスポレーションを起こしている物もあり、その場合スポレーションもクレーターの一部とみなし、それを含めた径を測定した。 また、体積の測定として今回2通りの方法を用いた。
①:クレーターを円錐と仮定し実際に径と深さを測定することにより算出。
径の測定については以下の図に示す。径の判断基準は一番長い径とその径に垂直な一番長い径を採用し、それらを用いて楕円錐を仮定した。
②:マイクロスコープによる測定。
測定方法の違いによる誤差の議論については後述する。

図6:実際に測定したクレーター(shot8)


マイクロスコープ(KEYENCE)による体積、深さの測定

図7,8:マイクロスコープによる測定(shot4),(shot3)


Last modified: 10.12.24
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