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墨割を科学する
講演者
下川 倫子 (奈良女子大学 准教授)
日時
2026/06/12 - 2026/06/12
セミナー名
CPS セミナー
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会場
508, Science and Technology Research Building 3, Kobe University and Online (Hybrid meeting)
資料
講演資料
(6.6MB)
アブストラクト
水面に浮かぶ墨の薄膜に界面活性剤を塗布した爪楊枝を差し込むと、薄膜が裂け美しい星型模様が自発的に形成される。この現象は「墨割」と呼ばれている。水面の星型模様は和紙や布に転写・染色され、日本の伝統的な染色技術の一つである。墨割の科学は100年ほど前に寺田寅彦による論文は発表されているが、その後、墨割に関する報告はない。我々は、ソフトマターの破壊現象として墨割をみなし、現代の科学技術を駆使して実験および数理モデルを用いて研究を行なった。本講演では、実験および数理モデルから、ソフトマターの破壊現象としての墨割の物理機構を考察する。なお、本研究は、L. Pauchard氏(FAST,CNRS)、L. Goehring氏(ノッティンガム・トレント大学)、木下晶絵氏(奈良女子大学)および坂口英継氏(日本大学)との共同研究である。
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